2018年度 (平成30年)   露地栽培の土佐文旦
   

ここでは、山の段々畑で栽培している土佐文旦の最新の栽培管理状況、農作業内容をのせています。
農家の仕事は、植物がよく育って良い物が多く収穫できるように働いてくれている植物の手助けを
する仕事です。
時には同じ時期に何種類もの作業をこなさなければならないときもあります。 身体的にも精神的
にも大変な場合もありますが、日々の努力が収穫時の成果として報われます。
美味しいと言って頂けるように、今年もがんばります

上に新しい情報を追加していきます。
下に行くほど季節がさかのぼります。
春の花ページはこちら



●10月末 少し果実が黄色くなり始めました
●10月 発行リン酸肥料施用
9月30日から10月1日にかけて台風24号が通過しました。
950ヘクトパスカルと非常に強い勢力の大型台風で、落果が起きることを心配しましたが、幸い台風の左側であったこともあり、落果は極わずかで大きな被害はありませんでした。

台風一過の10月1日より発行リン酸肥料を施用しました。
写真で地面に白く写っているのがその肥料です。
果実がだいぶん大きくなりました。果実の形も良いです。
● 9月 草刈り作業  野ウサギ発見
彼岸花が咲き、敬老の日を過ぎると朝晩が涼しくなってきます。
夏場の露地栽培は雑草との戦いですが、今年も最後の草刈りの時期を迎えました。前回7月から8月に行っていますが、写真のように雑草が生い茂っています。刈払機で丁寧に草刈り作業を行いました。


左の写真は作業中に撮影したものです。

野ウサギの子供が草の中に隠れていました。まだ小さな手のひらに載るくらいの大きさです。
まだ小さいので、近寄っても動きません。携帯電話のカメラでアップで写してみました。かわいいですね。

野ウサギはイノシシのように畑を崩したりするような大きな被害は及ぼしませんが、たまに文旦の枝をかじって葉っぱが全くない下枝があったりします。それでも可愛いので退治したりは致しません。

●8月23日 台風20号が四国に上陸 土佐市は強い風吹かず
台風19号が東シナ海に抜けて後追うようにやってきた台風20号。

四国の東部に上陸 955ヘクトパスカルでした。中心が高知県中部を通る予想で、勢力が強く雨も多いと予想されていたので、私も前日から温室の暴風対策などをして準備をしました。

少し東ずれたので右側の暴風圏は入りませんでした。 報道では徳島の海岸沿いとかは
大変な雨と風でした。
文旦を心配してくださる方がいらっしゃいますので報告です。

写真は 8月23日夕方 高知市春野町から土佐市方面を写したものです。

このとき 台風は室戸岬の少し南で、このあたりは衛星写真では白い渦の左端ぐらいでしょうか。

風は強くなく 雨も降っていません。
西の山の向こうには夕焼けが出ていました。

高知県土佐市は暴風圏に入りませんでした。

露地栽培の土佐文旦も温室土佐文旦も被害はありません。
●8月 2回目の摘果実施
小さい手持ちのはさみで摘果する1回目の作業が終了してから、少し間を置いて2回目を実施しました。お盆休み明けから1メートルほどの長ハサミを利用して始めました。

樹や枝、全体を見渡して、多すぎるところ、小さめでこのままでは大きな文旦になる見込みの無い果実、明らかに外観が劣るだめな果実、太陽光線で日焼けをした果実、などを除いていきます。
たくさん実っている枝ではきれいな果実も除きます。
左の写真は 文旦の敵 ネナシカズラ が付いている様子です。 枝に寄生して栄養を取り繁殖します。放っておくと樹全体がネナシカズラに包まれます。発見したらすぐ除去です。
右は除いたところ。1センチくらいの切れ端が枝に残ると、又そこから成長を初めて次に発見したときは蔓延状態なんてこともあるので、慎重に除くのが重要です。

このような手間暇をかけて文旦を育てています。

●7月 本格的に摘果作業始めました
余りに暑い夏の日です。
摘果作業は大変な暑さとの戦いでもあります。
今年は新兵器を導入しました。

ファン付きブルゾン 空調服というものです。

某園芸雑誌に「摘果作業の強い味方」として出ていましたので勝ってみました。

写真の左 園主の私です。

右側 今年から手伝ってもらっているHくん

風の力で膨らんでまるでダウンジャケットのように見えますが薄い生地で中を風が通っています。


朝7時の涼しい時間から初めて9時くらいまでは快適に作業できます。外気温が35度くらいになると温風が吹いても体が冷えないので
脱いだ方が涼しいと思われる日もありました。

しかし 全体としては昨年汗だくで大変だった記憶がありますが、今年は比較的楽にできたように思います。
 
適時の文旦の状態 とはさみ

一個一個 傷や大きさを確認しながら行っています。
作業中のH君

6月 摘果前の草刈り実施中
6月15日頃の文旦園 

よく見ると分かりますが、左の方が草を刈ったところで中央より右が残っています。
果実の大きさはこんな感じです。
開花がいつもより一週間ほど早かったので、果実の生長も少し早めです。6月下旬には摘果作業を始める予定です。
果実のアップ写真

めしべが付いていたところがよく分かります。

開花時には直径5ミリ程度だった子房が膨らんで
3センチほどの果実になっています。

果実の形も良いので良い文旦が出来そうです。



草刈り実施中 

7月からの摘果に向けて、文旦園の草刈りをしています。 文旦の木が植わっている所は主にナイロンロープを付けた物を回転させて草を切る方法で処理します。 写真のチップの鉄歯で刈るよりも高回転でエンジンのパワーが必要なので今年30ccの草刈り機を買いました。


写真の場所は文旦円の周囲の森に近い部分です。
草刈りを怠ると写真のように藪になってしまいます。
今回、今年の竹の発生もほぼ終わりとなったので、
草刈り機で一掃致しました。



5月1日 受粉作業を始めました

今年は開花が早かったです。そのため過去最早の5月1日より受粉を開始しました。





今年は 2月が非常に寒いが多くて朝氷点下に何度もなりました。そのためか冷気の溜まるような園地では、一部花付きが少ない木も見られます。
そのような場所では直花が少なく新葉の展開した新芽の先端に一個だけ花がつく場合もあるため、受粉回数を増やし何度も何度も巡回して受粉花数を増すように努力します。


全般的には花付きもよく良好な状態だと思います。


花が少ない園地で開花している花を探している状態

ゴールデンウイーク中の受粉作業となったため、県外に住んで知る娘も手伝ってくれました。
受粉作業中の園主

この木は花が少ないです
5月は大変気持ちのよい季節ですね

晴天時の受粉作業は気分爽快

青空を見上げると飛行機雲が・・・・

心地よい風が吹き抜ける五月の文旦園です。

受粉作業中 小鳥の巣を発見
詳しくは園主のつぶやきページへ
4月末 受粉の草刈りを行いました
●2月から3月 剪定作業を行っています 
2月はじめから3月末頃の新芽が伸び始めるまでに終わらせる重要な作業です。
今シーズンも園主がこだわりを持って仕上げています。
この時期は露地文旦発送の作業と重なるため、果実の選別作業を行いながら、時間が空いたときに文旦畑に行き作業を進めています。
ことは初めて露地文旦でも剪定枝の粉砕を行いました。この園は山の上ですが平坦で傾斜が無いため粉砕機を使ってみました。

剪定枝を文旦園に放置すると枯れ木から果皮に黒い点を付ける原因菌が出ます。そのため枝はきちんと処理をしなくてはいけません。

他のの傾斜園は粉砕が出来ないのですべて拾い集めて、束ねてモノレールで運び出しています。

その後、消防署にたき火の届けを出してから焼却処分を行っています。
今年も美味しい土佐文旦が収穫できるように応援してくださいね。

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