2017年度 (平成29年) 露地栽培の土佐文旦
   

ここでは、山の段々畑で栽培している土佐文旦の最新の栽培管理状況、農作業内容をのせています。
農家の仕事は、植物がよく育って良い物が多く収穫できるように働いてくれている植物の手助けを
する仕事です。
時には同じ時期に何種類もの作業をこなさなければならないときもあります。 身体的にも精神的
にも大変な場合もありますが、日々の努力が収穫時の成果として報われます。
美味しいと言って頂けるように、今年もがんばります

上に新しい情報を追加していきます。
下に行くほど季節がさかのぼります。
春の花ページはこちら



●5月10日より受粉作業を開始しました  
今年、高知県では桜の開花が2週間ほど遅れました。3月の気温が低めであったためです。文旦の出芽も平年より10日ほど遅れているように感じていました。

そのため開花受粉の時期も10日から2週間くらい遅れるのではないかと心配していました。

4月末頃から気温の高い日が多くなり、つぼみが急速に膨らんでいきました。


ゴールデンウイーク中に直花から咲き始めました。


昨年と比べても5日程度の違いで、受粉作業を開始致しました。
写真のような絶好の天気恵まれて受粉作業を終えることが出来ました。

受粉期間中の降雨は一度だけでしたので、花が沢山ついて手間のかかる年でしたが、十分に巡回することが出来ました。
文旦の木の下から受粉している状態

枝に下に付いている花に受粉すると
良い果実が枝の下にぶら下がるように実ります。
手間がかかりますが枝の下をのぞき込んで受粉することが大切です。
作業中の様子 

棒の先に付けた毛で一花一花受粉しています。
文旦犬 小梅 お昼寝中




今年も沢山実ってくれることを祈っています。
 ●剪定作業は3月末で終了しました
今年は剪定枝の処理について書いてみました。
剪定枝は枯れ枝と同じで、園内に放置すると果実の外観を悪くする黒い点々の発生原因になります。枯れた枝で黒点病菌が繁殖して胞子が果実に付くと果実に侵入しようとします。それを果実が防いだ結果が黒い点となって残ります。以前読んだ本によると鉛筆ほどの直径の枝で3年間は胞子を出し続ける書かれていました。
枯れ枝を園外に除く作業はきれいな文旦の収穫のためには必須の作業です。
焼却予定地には軽トラで運んできた剪定枝いっぱい。
あまり知られていませんが、剪定作業と同様に大変なのが、剪定した枝の処理です。

広い果樹園全体の剪定枝を集めるのは選定作業と同じくらいの手間がかかります。


温室文旦ではチップにして園内に戻していますが露地では全部園外に運んで焼却処分しています。

写真は 拾い集めた枝を縛る前の様子です。

黒い紐で縛って運搬しています。

●2月剪定作業を始めました
剪定は文旦栽培の中でとても重要な作業です。

数年前より 主枝3本仕立てを徹底して、気をつけて剪定しています。


年数を経てい木では、以前に主枝の本数を考えないで栽培していたこともあり、大枝を株本からバッサッりと切ることもありました。

それから数年たち 次第に空いていた場所にも枝が伸びて良い形になってきました。

空間を空けて日当たりを良くする事で高品質な文旦が収穫出来ます。
1月●肥料を施しました
JAで購入した 発酵ぼかし肥料

成分は動物質有機が主体で味が良くなる肥料です

昨年と同様に今年も施しました。
今年も美味しい土佐文旦が収穫できるように応援してくださいね。

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