こちらは高知県土佐市にて土佐文旦を栽培している高橋農園のホームぺージです

令和6年度温室土佐文旦の生育状況

このページでは、高橋農園で栽培している温室(ビニールハウス栽培)の土佐文旦の現在の状態や今年の出来具合を順次アップしています。
収穫までの成長の様子をご覧いただき、ご購入の際の参考にしてください。

他の年の生育状況はこちら ▶ 2021 2022 2023

11月

今年も無事収穫を迎えることができました

収穫1

今年も収穫を無事迎えることができました。
今年は夏の猛暑から続く異常気象で、11月に入っても暑さが続きました。いろいろな作物への影響が報道されておりますが、文旦にも成熟の遅れという形で影響が出ました。
なんとか味も仕上がり、無事収穫できてほっとしております。皮が薄くずっしりと果汁の詰まった温室土佐文旦に仕上がりました。

収穫2

写真は収穫の様子です。温室土佐文旦は皮が薄く落としたりすると痛みの原因になるため、収穫時も慎重に行います。はさみの先で実を傷つけることのないようにヘタ部分をカットします。

そして収穫した実はコンテナに入れていくのですが、この時も傷がつかないように慎重に重ねていきます。このあたりも露地土佐文旦との違いですね。

収穫3 今年は知り合いのカメラマンさんにお願いし、温室土佐文旦の素敵な写真を取っていただきました。園主孫娘もニコニコしながら温室を走り回っておりました。

今年も無事土佐文旦をお届け出来ますことを嬉しく思っております。毎年楽しみにしてくださっている皆様に心より感謝申し上げます。

10月

ビニールハウスの張替えをしました

ハウス張替1

10月は当農園の1年の中では一番の農閑期です。この間に普段は忙しくてできないようなメンテナンス作業を行っています。この時期に行う作業の一つにビニールハウスの張替作業があります。1年に4棟ずつ順番に交換しています。

ハウス張替2

大変な作業なので専門業者さんにお願いすることもできるのですが、その分コストもかかるので自分たちで交換することにしています。
古いビニールを剥がした屋根の上は大きなジャングルジムのような状態。下を見ると落ちそうで怖いです…!屋根の骨組みの上に登ったり、大きなビニールを広げたりするのは大変な作業ですが、ご近所の農家友達のご協力もあり無事今年も終えることができました。張り替えると太陽光の透過率もあがり文旦の木も喜んでいるように感じます。

色づく文旦

今年も温室土佐文旦は順調に成長しており、10月に入ると黄色く色づいてきました。
変化の途中はこのようにもやもやとした模様のような感じ。徐々に黄色の割合が増えていきます。
ハウスの中に落ちている実を拾って食べてみるとすでに甘くておいしい!今年も期待できそうです。来月頭にはお客様のところへご案内状をお送りしますので今しばらくお待ちくださいね♪

7月

点滴灌水装置を付けました

摘果後の文旦

園主娘の希実です。温室土佐文旦は6月以降2度目の摘果を行い、無事終了しました。小さかった実も太陽の光を浴びながら、どんどん大きく成長しております。こぶしより一回り以上大きいかな?遠くから見ても存在感がかなり出てきました。

点滴灌水

昨年度より試験的に導入していた水やりの方法として、「点滴灌水」というものがあります。点滴灌水では、木の根元に這わせたホースからぽつぽつと水滴が出て、適切なタイミングで根に水を直接与えることができます。同じハウスの中でも、木の場所によって保水力がある土の場所、乾燥しやすい場所などがあり、一部ホースで手がけを行ったりしておりましたが、なかなか細やかな管理が難しい部分もありました。

点滴灌水

温室土佐文旦では、秋以降の節水管理の仕方が糖度を上げる肝になります。
昨年秋に1か所のハウスに装置を導入してみたところ場所ごとの水やり管理もしやすく、結果的に「味もよし、果肉も柔らかい」と良い効果がありました!

そのため今年は当園の2か所のビニールハウス全体で点滴灌水を行う予定です。

これによってよりよい結果がでるように、管理しながら様子を見守りたいと思います。

5月

1度目の摘果を行いました

摘果前

園主娘の希実です。3月に授粉作業を行った温室土佐文旦の実は順調に成長しており、小さいもので直径3cm、大きいものだと8センチ程度まで成長しました。付いた実を自然のまま置いておくと、1つの枝に実がたくさんまとまって付いている状態となり、実が栄養や水分を分け合ってしまうため大きく育ちません。今後より大きくきれいな実を育てていくために、この時期に不要な実を切り落とす摘果(てきか、てっか)と呼ばれる作業を行います。

摘果後

上の写真のように3~4個まとまった箇所があっても、下の画像のように1つに。全体ではかなりの量の実を切り落とします。また摘果しながら邪魔な枝や葉を除き、成長後になるべく傷がついたりしないようにします。(稀に木によって、実が少なく摘果がほとんどできない場合もありますが…)外観がきれいな点も贈答に選ばれることが多い温室土佐文旦の魅力の1つですので、出来る限り実の周りの空間に気を配ります。

GW明けから2週間かけて1度目の摘果は無事終了しました。2度目は初夏に実の出来具合を見極めながら最終の摘果を行います。

受粉作業

余談ですが、摘果中に温室の文旦の木の上で鳥の巣を発見しました。たまごもあり!キジバトか何かでしょうか。ビニールハウスは窓を開けたり締めたり温度管理をしているため、自由に出入りできておらず親鳥は困ってないか、卵は生きているのか…など心配になりました(汗)

3月

開花したので授粉作業を行いました

文旦の花

園主娘の希実です。今年も3月に入るころには花が咲き始め、授粉作業が始まりました。花の数も問題なくついており一安心です。花は多すぎたり少なすぎたりすると、木の負担が大きくなったり、栄養過多で実がゴツゴツになるなど影響がでますので、ちょうどいいバランスで花が付いてくれているのは、今後の成長にも良い状態です。

受粉作業

土佐文旦には他の柑橘の花粉の授粉が必要ですので、小夏の花粉を1つ1つ手作業で花のめしべに付けていきます。(授粉したところは色が付き分かるようにしています。)

当たり前のことですが、花は一度でなく毎日バラバラと咲いていきます。たくさんの花に授粉を行っていますが、美味しい文旦が育つのに適した場所に実をならせたいので、ハウス内を何週も廻り、新しく咲いた花を見落とさないようにしています。
写真は私の祖母ですが、「毎日花ばっかり探しゆき、夢でも目の前に白い花がいっぱい出てくるがよ~」と話しておりました。その気持ち、とても分かります。

受粉作業

時には木の下でこんな姿勢になって作業することも!意外と下からしか見つけられない花もあるんですよね。・・・と思ったらこの時は85歳になった祖父がこの姿勢で休憩しておりました(笑)いつも頑張ってくれてありがとう。
だんだんと山の斜面の作業などからは引退しつつある祖父母と一緒に雑談しながら作業ができるのも授粉の楽しみです。

1月

収穫後の剪定を行いました

剪定作業の様子

12月頭から1月10日頃までの温室土佐文旦の発送が終わり1月も半ばとなりました。令和5年冬の温室土佐文旦は果肉も柔らかくて甘みも濃く仕上がり、お客様からもご好評いただきました。嬉しい限りです。ご購入いただいた皆様ありがとうございました。

収穫後の最初の作業は剪定です。木全体のバランスを見ながら余分な枝を切り落とし整えていきます。

切り落とした枝

枝や葉の数を整えることによって日の当たりや風通しが良くなり、病気などの発生も防げ、よい成長につながります。木によって樹勢も異なり、コンディションによって残す必要のある葉の数も異なってくるので、コツを掴むまでなかなか難しい作業です。

写真の通り切り落とした枝がたくさん。枝葉捨てずに粉砕機で細かくチップにしてまた土に戻します。

今年もまた美味しい文旦を作れるよう日々の作業に取り組みたいと思います!


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